兵庫県尼崎市で1月、高齢男性がひき逃げされ死亡する事件があり、兵庫県警交通捜査課と尼崎北署は10日、自動車運転処罰法違反(過失致死)などの疑いで逮捕していた同市の会社員の男(50)について、より罰則の重い同法違反(危険運転致死)容疑に切り替えて神戸地検尼崎支部に送検した。

 送検容疑は1月22日午後11時15分ごろ、同市武庫町4の県道で酒を飲んでワゴン車を運転し、近くの無職の男性(71)をはねたのに救護せず走り去り、死亡させた疑い。

 同署によると、男は「運転中、記憶がない時間があった。気付いたら人をはねていた」と供述。逮捕時の検査では基準値の3倍に当たる呼気1リットル中約0・5ミリグラムのアルコールが検出された。周辺の防犯カメラにはワゴン車が蛇行する様子が写っており、県警は「正常な運転が困難な状態だった」と判断した。

兵庫県警察本部=神戸市中央区