月へ向かう宇宙船を搭載したロケット=1月、米フロリダ州のケネディ宇宙センター(NASA提供・共同)
 月へ向かう宇宙船を搭載したロケット=1月、米フロリダ州のケネディ宇宙センター(NASA提供・共同)

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)のアイザックマン長官は21日、国際月探査「アルテミス計画」で初となる飛行士4人を乗せた宇宙船の月周回飛行を4月以降に延期する考えをX(旧ツイッター)への投稿で明らかにした。南部フロリダ州のケネディ宇宙センターで打ち上げに向けた準備作業中、ガス系統に不具合が見つかった。

 機体はいったん発射点から組立工場に移動させて点検を進める。ロケットに燃料を注入する最終段階の試験が無事完了し、3月6日以降の打ち上げを目指すと発表したばかりだった。

 計画ではNASAのリード・ワイズマン飛行士ら4人が宇宙船オリオンに搭乗し、ケネディ宇宙センターから巨大ロケットで打ち上げる。アポロ計画以来およそ半世紀ぶりとなる月周回飛行を目指している。