収穫から40日経過し傷みが進んだメロン(上)と、40日経過後も果肉の熟成が抑えられたゲノム編集したメロン(農研機構提供)
 収穫から40日経過し傷みが進んだメロン(上)と、40日経過後も果肉の熟成が抑えられたゲノム編集したメロン(農研機構提供)

 完熟メロンをいつでもどこでも味わって-。国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構と筑波大学は、ゲノム編集で収穫後も果肉の熟成が抑えられ長持ちするマスクメロンを開発した。特定の物質を使い自在に食べ頃を調整できる。長距離輸送に適し輸出拡大の後押しになりそうだ。品種登録を経て3年以内の商用化を目指す。

 メロンの旬は一般的に春から盛夏とされる。収穫後に「エチレン」という植物ホルモンを放出し自ら追熟することが知られる。この追熟のスピードが速く、日持ちしないことが課題だった。

 研究チームはメロンに含まれるエチレンの生成に必要な遺伝子に着目。ゲノム編集でこの遺伝子の一部を切除した。