商売繁盛や家内安全を願う新春恒例の「初えびす祭」が播磨国総社(兵庫県姫路市総社本町)で開かれている。初日の14日には、かごに乗った福娘ら約550人による「宝恵駕籠(ほえかご)行列」が市街地を練り歩き、商店主や買い物客らに福を届けた。
宝恵駕籠行列は、芸者がかごに乗って同神社に参拝したことが由来で、かごが大きく揺れるほど福を多く授けるとされる。金烏帽子(えぼし)に白装束姿の福娘は「ほい、ほい、宝恵駕籠ほい」という氏子のかけ声に合わせて何度も揺さぶられながらも、笑顔を絶やさず沿道に手を振り続けていた。
かねや太鼓、笛や三味線の音色に合わせて踊る「謡囃子(うたいばやし)」も加わった。南蛮風の衣装を着た「にわか」や鎧(よろい)武者らも行列を盛り上げた。福娘を務めた岡山大1年の宇野彩羽(いろは)さん(19)は「怖いかと思いきや楽しかった。気持ちよく福を分けることができたと思う」と笑顔だった。
お札などの縁起物を福娘から授与された人形店店長の垣内睦彦さん(62)は「街をにぎやかにしてもらいありがたい」と話した。
初えびす祭は16日まで。期間中、とんど焼き(同日昼ごろまで)や福引大会がある。(後藤亮平)























