福岡県川崎町で2018年、生後11カ月の長女を暴行し死亡させたとして、傷害致死罪に問われた母親松本亜里沙さん(29)を無罪とした福岡地裁判決が18日、確定した。母親の持病発作による事故の可能性を認めた判決に対し、福岡地検が期限の17日までに控訴しなかった。森博英次席検事は「判決内容を慎重に精査し、控訴しないこととした」とコメントした。

 弁護団は「約3年半、身柄を拘束された結果、人生が奪われた。捜査機関と検察官には今後、真に科学的根拠に基づいた慎重な判断を求める」との声明を出した。

 3日の判決は、長女笑乃ちゃんを抱いていた松本さんにてんかん発作が起き、落下させたり転倒したりした可能性を認定した。