米FRBのパウエル議長(ゲッティ=共同)
 米FRBのパウエル議長(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は30日「今の金融政策は今後を見守るのに適切な位置にある」と述べた。中東情勢の緊迫化に伴う経済への影響を判断するのは時期尚早だとの考えを示した。ハーバード大でのイベントで発言した。

 経済の現状を巡っては、雇用最大化と物価安定の二つの目標の間に緊張が生じていると指摘。労働市場には下振れリスクがあり、これは金利を低く維持すべきであることを示唆しているが、インフレ再燃のリスクもあり、この場合はそうでないと説明した。

 FRBは今月の連邦公開市場委員会(FOMC)で主要政策金利を3・5~3・75%で維持することを決めた。