石川県能美市は31日、上司に「残業三兄弟」と呼ばれるなどのパワハラを受けて職員が自殺した問題を踏まえ、全職員約1270人を対象に実施したハラスメントに関するアンケートの結果を公表した。回答者のうち職場でのハラスメントで悩んでいるとした職員は24・5%に上った。

 ハラスメントを受けたり、知ったりした時の対応について「何もしなかった」は55・3%で、その理由は「何をしても解決しないと思ったから」が73・6%に達した。一部の職員は安心して相談できる職場環境でないと感じている実態が浮かび上がった。市は相談体制の充実に取り組むとしている。

 アンケートは外部機関に委託し、1096人が回答した。