トランプ米大統領=13日、ワシントン(ロイター=共同)
 トランプ米大統領=13日、ワシントン(ロイター=共同)

 【ワシントン、イスタンブール共同】トランプ米大統領は13日、イランの港湾に出入りする船舶を阻止する米軍の封鎖措置について、同日午前10時(日本時間同午後11時)に始めたと明らかにした。ホルムズ海峡の管理強化を目指すイランに対抗する姿勢を示し、譲歩を迫る狙いがある。13日朝にイラン側の「適切な人物」から電話があったとし「彼らは合意をまとめたいと望んでいる」と述べ、協議継続の意向も示した。ホワイトハウスで記者団に述べた。

 米ニュースサイト、アクシオスによると、トランプ政権はパキスタンでの協議で、イランにウラン濃縮活動を20年間停止するよう提案。イランは1~9年の停止にとどめる案を主張したという。

 トランプ氏は交流サイト(SNS)で、イラン海軍の高速艇が封鎖海域に接近すれば直ちに排除すると警告。米軍が中南米海域で続ける「麻薬密輸船」への攻撃と同じ手法を用いると威嚇した。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、封鎖のため15隻を超える米軍艦船が配備された。ロイター通信は米軍が船舶関係者に、ホルムズ海峡の東に位置するオマーン湾とアラビア海の封鎖を通知したと報じた。