記者会見する茨城県つくば市の五十嵐立青市長=14日午前、つくば市役所
 記者会見する茨城県つくば市の五十嵐立青市長=14日午前、つくば市役所

 茨城県つくば市の五十嵐立青市長は14日の定例記者会見で、福祉部や消防本部などの7部署で2021年1月~24年4月、管理職が部下の残業申請を認めず、42人に対し計約1500万円の時間外勤務手当が未払いだったと明らかにした。不適切な労務管理で、管理職に問題があったとし「これまでの悪習を絶つことが重要だ」と述べた。

 市によると、時間外労働(残業)は事前申請を原則としており、管理職が残業を認めていなかったほか、残業を把握しながら申請を促さないなどの不適切な労務管理があったとしている。

 市は24年5月、社会福祉課で手当が未払いだったと公表。これを受け、全職員を対象に実態把握の調査を進めていた。

 五十嵐氏は他にも、今年3月末に市内の地域交流センターで本を借りに来た子どもに、委託業者の社員が金銭を要求するような不適切な発言があったと明らかにした。謝罪し「安心して交流センターに行こうと思えるよう改善していく」と述べた。社員は市の調査に、冗談だったとしている。