対局前に意気込む福間香奈女流王位(右)と大島綾華女流二段=14日午後、姫路市夢前町前之庄、里湯ひととき夢乃井(撮影・中西幸大)
対局前に意気込む福間香奈女流王位(右)と大島綾華女流二段=14日午後、姫路市夢前町前之庄、里湯ひととき夢乃井(撮影・中西幸大)

 将棋の福間香奈女流王位(34)=清麗、女王、女流王座、倉敷藤花=に、大島綾華女流二段(23)が挑む第37期女流王位戦(神戸新聞社主催)5番勝負の第1局が15日午前9時から、姫路市夢前町、塩田温泉の旅館「里湯ひととき夢乃井」で指される。

 福間は8連覇、通算12期目の獲得がかかる。大島が女流タイトル戦で挑戦者となるのは2024年の第17期マイナビ女子オープン5番勝負以来の2度目で、初戴冠を目指す。両者は過去1回だけ対局し、23年12月にあった同棋戦の本戦2回戦で、大島が勝利した。

 女流棋界の第一人者で振り飛車党の福間と、若き研究家で居飛車党の大島。2人の作戦が注目される。

 両対局者は14日、対局室の環境を確かめた後、取材に応じた。福間は「完全燃焼できるよう、持ち時間をフルに活用できたら。(女流棋戦3連敗中だが)目の前の対局に全力を尽くしたい」。大島は「緊張感も楽しみな気持ちもあります。自分らしく積極的に指せるよう、一手一手集中して頑張りたい」と意気込んだ。

 立会人は村山慈明八段(41)。持ち時間は各4時間で、15日夜までに決着する見込み。対局の模様は神戸新聞NEXTでも速報する。同日午後4時から対局終了(最長午後9時)まで、姫路市の「アクリエひめじ」で大盤解説会が開かれる。申し込み不要で無料。神戸新聞社事業局TEL078・362・7086(平日午前10時~午後5時)(小林伸哉、大盛周平)

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