太平洋戦争中の1944年8月、鹿児島県沖で米軍に撃沈された学童疎開船「対馬丸」の遺族が25日、新たに遺族会を設立した。これまで遺族や協力会員でつくる「対馬丸記念会」が慰霊祭の開催を担ってきたが、高齢化が課題だった。新たに「遺族会」の名前で組織をつくり、犠牲者のおいやめいなど若い世代を募り、記念会と連携して事件の記憶継承を目指す。
伯父が犠牲者で、遺族会会長に就いた浦添市の真栄城嘉史さん(60)は「悲しみと教訓を正しく語り継ぐことは、今を生きる遺族の重要な使命だ」とあいさつした。
設立総会は、記念会が運営する「対馬丸記念館」(那覇市)で開いた。























