JR東海は15日、着工を目指すリニア中央新幹線の静岡工区を巡り、環境保全に向けた措置や着工後の影響をモニタリングする計画を取りまとめた報告書を静岡県に提出した。県条例などに基づき、着工前の手続きとして必要だった。
報告書には県の有識者専門部会で議論され、同社が講じる水資源や生態系への対応策のほか、これまで実施してきた大井川の水質や動物の生息状況といった調査結果を記した。県はホームページなどで報告書を公開し、県民らから意見を募る。
リニアの環境保全策を確認する国土交通省の有識者会議も15日、静岡県庁で開かれた。終了後、記者団の取材に応じたJRの担当者は「報告書に記載したことを真摯に実行していく」と述べた。
県の有識者専門部会は3月までに、着工条件となるJRの計28項目の環境保全策などを全て了承。この日の会議では委員から、大井川流域の自治体などで26日から始まる住民説明会を念頭に「皆さんに理解してもらうことが重要だ」との意見が出た。























