【北京共同】北朝鮮を8、9両日に訪問する中国の習近平国家主席は、北朝鮮とロシアの国境を流れる豆満江(中国名、図們江)の航路に関心を寄せているもようだ。中国から船舶が直接、日本海に抜ける経路は豆満江以外にない。習氏はロシアのプーチン大統領と5月に会談した際も議題にしたが、長年にわたり航路開拓には大きな進展がない状況だ。
5月の中ロ首脳会談の共同声明によると、中国は旧ソ連との1991年5月の協定に基づき、中国から日本海への航路開拓について中ロ朝3カ国で協議してきた。
台湾メディアは、習氏が今回、金正恩朝鮮労働党総書記と会談し、豆満江の河口開発を主要議題とする可能性があると報道。豆満江の下流はロ朝が独占的に管理しており、中国の船舶が通るにはロ朝の許可に加え、途中に架かる橋を改修する必要があるという。
一方、北朝鮮とロシアは、この橋とは別に付近で橋の建設も進めている。外交筋は、中国が豆満江流域に進出し影響力を強めることへのロ朝の警戒心は根強く、実現性は低いのではないかとの見方を示した。























