国際月探査「アルテミス計画」の次期試験飛行の飛行士に選ばれたNASAのランディ・ブレスニック氏(右から2人目)ら4人(NASA提供・共同)
 国際月探査「アルテミス計画」の次期試験飛行の飛行士に選ばれたNASAのランディ・ブレスニック氏(右から2人目)ら4人(NASA提供・共同)

 【ワシントン共同】2028年に約半世紀ぶりとなる人類月面着陸を目指す国際月探査「アルテミス計画」で、米航空宇宙局(NASA)は9日、27年半ばにも実施する次期試験飛行に搭乗する米国とイタリアの飛行士4人を発表した。

 試験飛行では宇宙船オリオンに搭乗し、南部フロリダ州のケネディ宇宙センターを出発。月には向かわず、地球上空の周回軌道上で月着陸船とのドッキング試験を行う。

 4人はランディ・ブレスニック氏、ルカ・パルミターノ氏、アンドレ・ダグラス氏、フランク・ルビオ氏。パルミターノ氏はイタリア人で欧州宇宙機関(ESA)の飛行士、他3人はNASA飛行士。船長を務めるブレスニック氏は「人類を代表して飛行する機会をもらい、感謝している」と述べた。

 飛行試験は約2週間を予定する。地球周回軌道上でオリオンと米宇宙企業ブルーオリジンの着陸船ブルームーンとのドッキング試験を実施。両者を分離させた後、次にスペースXの大型宇宙船スターシップとのドッキングを行う。