兵庫県議会の総務常任委員会が9日開かれ、県の告発文書問題を巡る情報漏えいの管理責任を取るとして斎藤元彦知事が提出した自身の給与を減額する改正条例案について、開会中の定例会での採決を見送り、継続審議とすることを決めた。同案は昨年6月に初めて提出されたが、11日の本会議で委員会の決定通り進めば、4度目の継続審議となる。
同案は、斎藤知事らの疑惑を告発した元西播磨県民局長(故人)の私的情報が外部に漏えいした問題などを受け、知事の給与を3カ月間、50%減(現行30%減)とするもの。
同案を巡っては、定例会開会日の今月2日、県議会最大会派の自民党が「あくまで情報管理に関する管理責任に限る」などとした上で、賛成に転じる方針を斎藤知事に伝えた。しかし、8日の本会議での告発文書問題を巡る知事の発言に反発し、その後の議員団総会で継続審議を主張する方針に変更した。
9日の委員会には、委員長のほか、委員10人(欠員1、欠席1)が出席。各会派の方針を述べる意見開陳があり、自民(委員数3人)と公明党(2人)が継続審議、これまで継続審議を主張してきた維新の会(3人)と当初から賛成してきた躍動の会(1人)が賛成、ひょうご県民連合(1人)が反対を主張した。継続審議とするかどうかの表決は5対5の同数となり、最終的に委員長判断で継続審議を決めた。
この決定を定例会最終日の11日に諮る。(岡西篤志、井上太郎)























