福岡市東区の九州大病院=2010年
 福岡市東区の九州大病院=2010年

 九州大病院(福岡市)は10日、研究室管理の端末がサイバー攻撃を受け、患者43人の名前と手術動画が流出した可能性があると発表した。現時点で悪用されたとの報告はないとしている。

 病院によると、5月25日に不正アクセスを受け、身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」に感染したとみられる。端末はネットワークから遮断し、被害が拡大しないようにした。警察と連携し原因を調べている。

 流出した恐れのある患者には個別に連絡し、謝罪している。電子カルテなど診療用のシステムに影響はない。