文部科学省は17日、次期学習指導要領を検討する中教審作業部会で、不登校の児童生徒に個別の学習計画を作成して学びを支援する新制度のまとめ案を示した。在籍学年より下の学年の内容を学び直した場合でも成績を評価する特例を設け、学習への向き合い方を重視する。
現行制度では、下学年の内容を勉強しても、在籍学年のカリキュラムに沿った評価しかできない。そのため、学習意欲の低下につながるとの指摘があった。
新制度は、休み始めや、校内外の教育支援施設で学習に取り組む回復期の小中学生を対象に想定している。学校が本人の意向や心身の状態を踏まえ、個別の学習計画を適用するかを判断する。
学習内容は下学年の学び直しやオンラインでの授業参加の他、各自の関心を深める勉強や、コミュニケーション能力を育てる活動を想定する。
評価は、特例的に「5」や「4」なども付けられるようにする。数字ではなく文章で記す方法も採り入れる。将来的に高校入試での判断材料にすることも目指す。
























