宮城県塩釜市の仙台塩釜港に停泊していた宮城海上保安部の巡視船「ざおう」から重油が流出した問題で、第2管区海上保安本部は19日、記者会見し、調査結果を公表した。重油を燃料タンクに送るポンプの自動制御ボタンを機関士が押さず、あふれ出たことが原因と明らかにした。警報装置も鳴らなかった。

 14・8キロリットルが海上に流出したと認定。塩釜市や周辺自治体でワカメやコンブ、ノリなどの水産物に被害が出ている。

 2管本部によると、機関士は運転ボタンを押した後、自動でポンプが停止する状態に切り替えるための別のボタンを押したつもりが、実際には押せていなかった。