冷凍庫に入った男性の遺体が見つかった集合住宅を警戒する警察官=6月20日、神戸市中央区
 冷凍庫に入った男性の遺体が見つかった集合住宅を警戒する警察官=6月20日、神戸市中央区

 神戸市のマンション一室で6月、冷凍庫から2011年末ごろに死亡したとみられる元住人西口豊さんの切断遺体が見つかった事件で、神戸地検は14日、死体遺棄・損壊の罪で、元妻の無職望月亜紀容疑者(50)=同市中央区=を起訴した。兵庫県警は、西口さん殺害に関わった疑いも視野に捜査を続ける。

 被告が冷凍庫を11年8月ごろに購入していたことも捜査関係者への取材で判明。2人は当時同居していたとみられ、被告は西口さんから冷凍食品の販売を始めたいと頼まれ、購入したと供述しているという。

 起訴状によると、被告は11年12月ごろ、西口さんの遺体を腹部付近で切断するなどした上で、土のう袋に詰めて冷凍庫に入れ、今年6月20日までの間家賃を払い続けるなどして隠匿して放置し続けたとしている。

 事件は同日、異臭の通報を受けて駆け付けた警察官が遺体を見つけて発覚。被告が昨年夏ごろに電気代の支払いをやめたため冷凍庫が作動しなくなり、遺体が腐敗したとみられる。西口さんと被告は12年12月ごろ離婚が成立している。