熊本地震による事故を巡り、記者会見で謝罪する日本製紙の瀬辺明社長(左)ら=5日午後、熊本県八代市
 熊本地震による事故を巡り、記者会見で謝罪する日本製紙の瀬辺明社長(左)ら=5日午後、熊本県八代市

 熊本地震で日本製紙八代工場(八代市)の煙突が折れ、9人が死亡した事故を巡り、日本製紙の瀬辺明社長は5日、同市で記者会見を開き「尊い命を失う残念な結果を極めて重く受け止めている。関係者の皆さまに深くおわび申し上げる」と謝罪した。

 瀬辺社長らによると、亡くなった9人のうち6人が日本製紙の社員で、煙突の倒壊に巻き込まれた建物の2階でデスクワーク中だった。ほかに協力会社の作業員ら3人が死亡したが状況は不明としている。地震は7月28日午後4時27分ごろ発生し、ほぼ同時に煙突が折れたと分析しているという。

 業績への影響について瀬辺社長は「影響を精査している」と述べるにとどめた。判明すれば速やかに報告すると説明した。