感震ブレーカーの購入・設置に対する支援をしている自治体
 感震ブレーカーの購入・設置に対する支援をしている自治体

 地震の揺れを感知すると自動的に電気を遮断する「感震ブレーカー」について、全1788自治体のうち15%に当たる273自治体が、住民向けに購入や設置の費用補助といった支援をしていることが9日分かった。総務省消防庁が調査した。政府は首都直下地震の「緊急対策推進基本計画」の柱として、火災を防止する感震ブレーカーの普及を位置付けており、取り組みの推進が課題となっている。

 調査は2025年度に実施し、全自治体が回答した。支援しているのは宮城県など13都府県と、全国の260市区町村で、24年度調査から計63自治体増えた。

 支援している市区町村の割合が高い都道府県は鳥取が95%でトップ。静岡が83%、徳島と愛媛がともに75%で続いた。

 一方、支援を予定していない自治体の理由は「財政困難」が最多。以下は「必要性が認知されていない」「自治体内の人手不足」の順だった。

 自治体の地域防災計画に感震ブレーカーの普及推進の項目を設けているのは、都道府県では81%に上ったのに対し、市区町村では24%にとどまった。