地球温暖化が要因で増えた暑さストレスに年20日以上さらされる10歳未満の子どもは世界全体で5億8300万人と推計され、60代の1億9千万人の約3倍に上るとの分析結果をブリュッセル自由大などの国際研究チームが26日付米科学誌に発表した。暑さの悪影響を受けやすい子どもを守る対策が必要だと指摘している。
チームは気温や湿度などから算出する「暑さ指数」が28を上回る日に着目。温暖化が起きなかった場合と比べ、子どもは年平均で暑さ指数28超を28日多く経験していたと推計した。世界の平均気温が産業革命前より1・5度上昇すると年に150日以上余計に経験する子どもが5100万人に、2度上昇すると1億1500万人になると見積もった。
暑さにさらされる子どもが多いのは、南アジアや東南アジア、西アフリカなど温暖化の影響が大きい熱帯地域に若い人口が集中しているため。熱中症以外にも呼吸器疾患や腎疾患の悪化に加え、学習能力やメンタルヘルスへの悪影響が懸念されるという。
























