「ことでん」の愛称で知られる高松琴平電気鉄道(高松市)が66年ぶりに車両を新造し、10月のデビューに向け試運転を重ねている。他の現役車両は全て他社の中古で、老朽化が進む中、国と香川県、沿線7市町が費用の約9割を負担して導入にこぎ着けた。
新型車「2000形」はステンレス製の車体に青と白の色を配したデザインで、同社で初めて液晶の車内案内表示を備えた。2編成4両が総合車両製作所(横浜市)で製造され、貨物船で6月末に高松港へ。7月に高松市内の車両基地に到着して以降は台車やブレーキなどの性能確認を進めている。
10月1日に車両基地近くの琴平線仏生山駅で出発式を開き、高松築港(高松市)-琴電琴平(香川県琴平町)間に投入。最も古い1957年製車両と置き換える。将来的には同県さぬき市に向かう長尾線でも運行する見込みだ。
担当者は「香川を象徴する車両となり、観光客や生活利用者に楽しんで利用していただければ」と期待を寄せている。























