【ワシントン共同】ルビオ米国務長官は9日、国際刑事裁判所(ICC)本体に制裁を科すとの声明を発表し、ICCに圧力を加える米国に追随するよう迫った。同盟国の多くがICCに加盟しながら「米兵に防衛を依存している」と言及した上で「同盟国にはICCを抑え込むことを期待する」と表明。「応じなければ、米国は少しずつICC解体の取り組みを続ける」と警告した。
第1次トランプ政権はアフガニスタンでの米兵らによる戦争犯罪の捜査に携わったICC検察官らに制裁を科した。第2次政権発足直後の昨年2月には米国やイスラエルを不当に標的にしているとしてICC職員への制裁を発表した。ルビオ氏は「ICCの方針転換を期待して今回の制裁指定を延期してきたが、ICCや加盟国はわれわれの懸念に対処する有効な手段を取ってこなかった」と不満を示した。
「トランプ大統領はICCが米国民を訴追することを断じて認めない」と強調。「だからこそ今、米国はICCに制裁を科す。ならず者の裁判所との取引を禁じ、資金源を断ち、運営能力をまひさせる」と主張した。
























