サイバー攻撃による相次ぐ個人情報漏えいは、攻撃者がスマートフォンアプリの情報を分析し、接続先のサーバーの弱点を突き止めたことが原因の一つと判明した。米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」向けアプリが標的となり、分析には人工知能(AI)が悪用された可能性がある。国の機関は事業者に対し、サーバーの安全対策を徹底するよう呼びかけた。
総務省所管の研究機関、情報通信研究機構(NICT)が15日までに特定した。米アップル向けのアプリなどでも同様の攻撃を受ける恐れがあるという。弱点を解析できないようにするのは難しく「(アプリを動かす基盤となる)サーバーの安全性が確保されるように設計、運用することが重要だ」と指摘した。
NICTの分析チームによると、攻撃者はアプリのプログラム解析を通じて、通信先であるサーバーの弱点をあぶり出していた。得られた情報を基にサーバーごとの弱点を突く攻撃を仕掛け、意図しない通信を行わせたり、不正なプログラムを実行させたりして機密情報を盗み出した。
























