長崎市で開かれたイベントで、作家の小林エリカさん(右端)らと対談する被団協の田中熙巳代表委員(右から2人目)=17日午後
 長崎市で開かれたイベントで、作家の小林エリカさん(右端)らと対談する被団協の田中熙巳代表委員(右から2人目)=17日午後

 日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の田中熙巳代表委員(94)は17日、長崎市で開かれたイベントに参加し、作家らと対談した。11月に米ニューヨークで始まる核兵器禁止条約の第1回再検討会議に触れ「まだまだ先は遠い。私たちと一緒に仕事をしてほしい」と呼びかけた。

 歌手のコムアイさん、作家の小林エリカさんらと登壇。被爆直後の様子を問われた田中さんは、がれきが散乱する街を歩いたことを話し「一発の爆弾でそんなことができるのか」と惨状を振り返った。

 イベントの名称は、対話から平和への道筋を探る意味を込めた「Dialogue for Peace」。7月に東京・渋谷で初回が開かれ、長崎が2回目。被爆3世の林田光弘さん(34)が企画した。