24日、米オハイオ州での集会で演説するオバマ元大統領(AP=共同)
 24日、米オハイオ州での集会で演説するオバマ元大統領(AP=共同)

 【デトロイト共同】米中間選挙が11月3日に迫る中、野党民主党のオバマ元大統領が24日、連邦上院選が接戦となっている中西部ミシガン、オハイオ両州を訪問し、党候補の勝利に向けててこ入れを図った。退任から10年弱たってもオバマ氏の人気は根強い。民主党は無党派層も含めた集票力を頼りに上下両院での多数派奪還につなげたい考えだ。

 オバマ氏はミシガン州デトロイトでの集会に登壇し、上院選の民主党候補で急進左派のエルサイド氏を支援。ガソリン価格が高騰したのはトランプ大統領が対イラン軍事作戦に踏み切ったためだと指摘し「誰も望んでいない戦争を始めた」と批判した。

 民主党支持者の黒人は穏健派が多く、急進的な政策を嫌ってエルサイド氏への投票をためらうとの見方もある。エルサイド氏陣営は、米国初の黒人大統領となったオバマ氏からも「お墨付き」を得ているとアピールし、支持固めを図る戦略だ。

 オバマ氏はこれに先立ち、オハイオ州クリーブランドの集会にも登壇し、民主党候補への投票を呼びかけた。