刺殺された男子児童が通っていた中国広東省深セン市の日本人学校の看板。事件後、「日本人学校」と書かれた部分は覆われたままだ=24日(共同)
 刺殺された男子児童が通っていた中国広東省深セン市の日本人学校の看板。事件後、「日本人学校」と書かれた部分は覆われたままだ=24日(共同)

 中国広東省深センで日本人学校の男子児童(10)が刺殺された事件は25日で発生から1週間。中国政府は、日本との外相会談でも犯行動機や背景を一切説明せず「偶発的な個別事案」として事件の矮小化を図る。中国の交流サイト(SNS)では日本人学校を攻撃するデマ情報が依然拡散し、保護者らが事件再発に不安を募らせている。