集合住宅の踊り場で刃物を所持していたとして、兵庫県警明石署は5日、銃刀法違反(所持)の疑いで、神戸市垂水区の無職の男(82)を現行犯逮捕した。調べに「護身用で持ち歩いていた」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は同日午後5時ごろ、自室のある集合住宅の踊り場で、正当な理由がないのに果物ナイフ(刃渡り約9・9センチ)を携帯していた疑い。
同署によると、同日夕、集合住宅の管理会社の男性が交番で「トラブルになった入居者のショルダーバッグの中に刃物が見えた」と相談。署員が現場に駆け付けて男に声をかけたという。