虫ケア用品最大手の「アース製薬」(東京)は今年設立100周年を迎えたのに合わせ、同社を身近に感じてもらおうと主力製品の絵柄をあしらったデザインマンホールを同社発祥の地、兵庫県赤穂市に寄贈した。市内5カ所に設置され、全てを巡ると同社製品がもらえるデジタルスタンプラリーを実施している。
同社の前身「木村製薬所」は1925年、同市で設立した。坂越工場と赤穂工場では現在もほぼ全ての主力商品を製造する。
マンホールのデザインは全5種類。同社のロゴのほか、両工場で製造している「ごきぶりホイホイ」や「モンダミン」などのロングセラー商品をモチーフにした。忠臣蔵にちなんだ「だんだら模様」もデザインに織り交ぜた。
同社設立日の8月26日に市役所で贈呈式があり、その後JR播州赤穂駅南口や同市御崎の「きらきら坂」などに設置された。
デジタルスタンプラリーは12月28日まで。専用アプリ「サイバートロフィー」をダウンロードし、カメラ機能で5種類のマンホールを撮影する。景品はJR播州赤穂駅2階の赤穂観光協会で受け取れる。同協会TEL0791・42・2602(橘高 声)