憲法改正を巡る自民党の現状
 憲法改正を巡る自民党の現状

 自民党は衆院選の大敗後、憲法改正への展望を描けていない。前向きな「改憲勢力」の議席数が国会発議に必要な3分の2を割り込んで後退し、「数の力」を背景とした推進力は低下した。慎重姿勢の立憲民主党への配慮が欠かせず、戦略の練り直しを迫られている。