18日午前、兵庫県丹波篠山市辻のJA丹波ささやまが管理する農業用倉庫で「もみ付きの米600キロ(約34万円相当)が盗まれた」と倉庫管理者が篠山署に届けたが、数時間後になって被害を取り下げるトラブルがあった。
同署によると、倉庫管理者らは17日から収穫米を2台の乾燥機に入れて乾かし、18日朝から順に取り出して玄米にする作業をしていた。午前10時ごろ、1台の乾燥機内を確認したところ、残量が少なく、盗まれたと判断して同署に通報した。
だが、同日夕になって管理者から「被害の事実はなかった」と同署に連絡があった。乾燥機から米を排出させて量を調べたら減っていなかった-などと説明しているという。同署は被害届の受理を取り消した。