旧安倍派の参考人招致を巡る立場
　旧安倍派の参考人招致を巡る立場

　自民党旧安倍派会計責任者の参考人招致が議決された。裏金事件の再燃を恐れる自民は、旧安倍派への配慮もあり唯一反対し、孤立感を深めた。野党は実態解明を訴え、少数与党を「数の力」で押し切った。ただ２０２５年度予算案の審議日程が遅れ、世論の批判を警戒する声が上がる。公明党は賛成方針から土壇場で退席に転じ混乱ぶりを露呈。三者三様、今後の国会対応に課題を残した。