2024年10~12月期実質国内総生産(GDP)は、業績好調な大手企業を中心に設備投資需要がけん引する形で3四半期連続のプラス成長を確保した。ただ長引く物価高で、身近な食品や外食などで消費の停滞も改めて浮かび上がった。トランプ米政権の発足で世界経済の不透明感が増す中、頼みの企業業績も消費回復が見込めなければ腰折れしかねない。
2024年10~12月期実質国内総生産(GDP)は、業績好調な大手企業を中心に設備投資需要がけん引する形で3四半期連続のプラス成長を確保した。ただ長引く物価高で、身近な食品や外食などで消費の停滞も改めて浮かび上がった。トランプ米政権の発足で世界経済の不透明感が増す中、頼みの企業業績も消費回復が見込めなければ腰折れしかねない。