2025年4~6月期実質国内総生産(GDP)は、輸出や設備投資が堅調でプラス成長を確保した。企業努力などにより4月に発動した米関税の打撃はひとまず回避され、日経平均株価の終値は最高値を更新した。ただ、悪影響は年後半にかけて強まるとの見方は多い。内需の柱となる個人消費も力強さを欠いたままで、先行きは予断を許さない。
2025年4~6月期実質国内総生産(GDP)は、輸出や設備投資が堅調でプラス成長を確保した。企業努力などにより4月に発動した米関税の打撃はひとまず回避され、日経平均株価の終値は最高値を更新した。ただ、悪影響は年後半にかけて強まるとの見方は多い。内需の柱となる個人消費も力強さを欠いたままで、先行きは予断を許さない。