海上自衛隊の護衛艦「かが」に着艦する米海軍のF35Bステルス戦闘機(海自のXから)
 海上自衛隊の護衛艦「かが」に着艦する米海軍のF35Bステルス戦闘機(海自のXから)

 航空自衛隊新田原基地(宮崎県)に、F35Bステルス戦闘機が初配備された。海上自衛隊最大級の「いずも」型護衛艦に搭載する構想で、戦後80年を経て自衛隊は「空母」の運用に本格的に踏み出す形となる。だが、専守防衛の国是との整合性を疑問視し、安全保障環境のさらなる緊迫化を懸念する声も。識者は「軍拡の連鎖を呼びかねない」と警鐘を鳴らす。