日本がTICADで表明した主な支援策
 日本がTICADで表明した主な支援策

 日本が主導するアフリカ開発会議(TICAD)が開幕した。30年以上前から支援に取り組み「老舗」を自負する日本だが、財政難も響き、恒例だった政府開発援助(ODA)など巨額の拠出表明は封印。人工知能(AI)分野などの人材育成といった新機軸を打ち出し、経済成長著しいアフリカとの関係強化を図る。ただ中国やロシアが影響力を強めており「復権」への道は険しそうだ。