大分市佐賀関・火災の焼損範囲、復興住宅の候補地である運動公園
 大分市佐賀関・火災の焼損範囲、復興住宅の候補地である運動公園

 大分市佐賀関で187棟を焼いた火災は18日で発生から1カ月。自宅を失い、仮の住まいへ転居を始めた住民らが懸念するのが、地域で培われてきた絆やつながりの喪失だ。市は復興住宅の建設を検討するが、入居は早くても2年先となる見通し。地域の再建へ、専門家は「行政と住民の丁寧な合意形成が必要」と話す。