第二章 似た者同士(百一)
「そもそもが阿波、讃岐、淡路の三好衆は、わしの与力である三好(義継)左京大夫の分家でないか。むしろこれを機会に、左京大夫と弾正から、三好宗家の許にあやつら四国衆が一族として再結集することを呼び掛ける。その血のもとに再び一味となることを、織田家との和平の条件とする。さすればごく自然に、わしは左京大夫と弾正を介して、あやつら四国衆を支配することが出来る」
第二章 似た者同士(百一)
「そもそもが阿波、讃岐、淡路の三好衆は、わしの与力である三好(義継)左京大夫の分家でないか。むしろこれを機会に、左京大夫と弾正から、三好宗家の許にあやつら四国衆が一族として再結集することを呼び掛ける。その血のもとに再び一味となることを、織田家との和平の条件とする。さすればごく自然に、わしは左京大夫と弾正を介して、あやつら四国衆を支配することが出来る」