ヤマモトマサアキ・画
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  第三章 行き違う人々(百十一)

 織田軍は松永軍の五倍以上はいる。一時的に優勢になっても、持久戦が続けば、やがてはこちらの負けとなるのは目に見えていた。しかも籠城側には、寄せ手に対して鉄砲の数が圧倒的に足りない。