くわはらまい・画
くわはらまい・画

 夏日が続くなか、たいようは少しずつ荷物をまとめ始めた。親子三人の会話は太陽の中学時代に戻ったくらいに少ない。全員がばつの悪い思いを腹に抱えている生活が、驚くほど静かに流れている。家族LINEも、もう使われなくなった。