19日に迫った「第7回神戸マラソン」(神戸新聞社など共催)で、ランナーにマナーを呼び掛ける「マナーアップ隊」が10日、結成された。兵庫県立御影高校(神戸市東灘区)の陸上競技部員44人が参加。大会当日はランナーが守るべきマナーを記したパネルを身に着け、のぼりを掲げて啓発する。
神戸マラソン実行委員会事務局は世界一ランナーマナーの良い大会を目指し、「スタート時 割り込み危険 譲り合い」▽「ポイ捨ては マナーも一緒に 捨ててるよ」▽「わけ合おう 給水・給食 気持ちよく」-など五つのマナーを作成。スタート前のランナーに周知するため、昨年、マナーアップ隊を結成した。
10日は同校で、部員たちがパネルやのぼりの準備作業をした。昨年も参加した2年の村上和奏さん(16)は「大きなイベントに関われてうれしい。マナーの良い大会が実現できるように頑張りたい」と話した。
マナーアップ隊は19日朝、同市中央区のスタート地点付近の東遊園地やみなとのもり公園でランナーに声掛けするほか、ごみ回収もする。(坂山真里緒)