熊本城マラソン実行委員会(会長・大西一史熊本市長)は29日、来年2月18日に開く第7回大会のPRイベントを熊本市中央区の桜の馬場城彩苑で開催し、熊本地震の復興関連事業として、被災地連携する神戸マラソン実行委とパートナーシップ協定を交わした。
連携の名称は「復興の絆プロジェクト」。阪神・淡路大震災からの復興の象徴となっているヒマワリの種を譲り受け、熊本市内で植栽。収穫した種を再び神戸に渡すなどして交流する。
神戸マラソン実行委の西川公明会長がイベントに出席し、大西会長と協定を締結。大西会長は「いろいろな形で連携していきたい」とあいさつ。西川会長は「震災復興への感謝の気持ちや命の尊さ、絆の大切さを忘れずに交流を進めたい」と語った。
ヒマワリの植栽は熊本農業高(熊本市南区)などで既に始まっており、同校生徒らもイベントに出席した。
PRイベントは、第7回大会のランナーエントリーが31日から始まるのを前に開いた。エントリーは9月15日まで受け付ける。熊本城マラソン実行委事務局TEL096・328・2373
(熊本日日新聞)