兵庫県明石市の海岸沿い遊歩道「浜の散歩道」をひた走る。道の脇に続く護岸堤防を伝って。毎日、約10キロ。「このコースがなかったら走る喜びに出合えなかった」
視野が極端に狭い「視野狭窄(きょうさく)」の障害がある同市の主婦山本弥生さん(50)。練習する姿は、普通に目が見える晴眼者のランナーと変わりない。慣れない道では白杖(はくじょう)が欠かせないが、ここを走るときは堤防が白杖の代わりをしてくれる。
<神戸マラソン2017>走る視覚障害者たち【中】出会い2017/11/15
神戸マラソンに向けて、堤防沿いの道を走る山本弥生さん。ウエストポーチとタイツは長女からのプレゼント=明石市大久保町江井島
兵庫県明石市の海岸沿い遊歩道「浜の散歩道」をひた走る。道の脇に続く護岸堤防を伝って。毎日、約10キロ。「このコースがなかったら走る喜びに出合えなかった」
視野が極端に狭い「視野狭窄(きょうさく)」の障害がある同市の主婦山本弥生さん(50)。練習する姿は、普通に目が見える晴眼者のランナーと変わりない。慣れない道では白杖(はくじょう)が欠かせないが、ここを走るときは堤防が白杖の代わりをしてくれる。