神戸マラソン実行委員会事務局は2日、11月19日に開催される第7回大会(神戸新聞社など共催)のフレンドシップランナーに、阪神・淡路大震災を題材にした演劇「午前5時47分の時計台」に出演した双子で女優の尾崎亜衣さん(33)、由衣さん(33)を選んだと発表した。
2人は東京都出身で2007年にデビュー。大学生らでつくる「117KOBEぼうさい委員会」(事務局・神戸新聞社)の活動にも携わり、同委員会と演劇企画ユニット「劇団山本屋」(東京)が企画した5時47分の-に、双子の姉妹役で出演。阪神・淡路の経験を基に「感謝と友情」を大会テーマに掲げる同マラソンを走りたいと、2人が希望し、実現した。
2人はともに初マラソン。亜衣さんは「神戸という地に感謝を込めて走ることができるよう、妹とともに精いっぱい頑張ります」とし、由衣さんは「自分の走る姿が誰かの心に少しでも伝わるものがあればと思います」とコメントした。(井上 駿)