連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

明日への航跡 同時代を語る

  • 印刷
あの人物、あの出来事を生き生きと語る高杉良さん。「編集者から『高杉さんの生き方は破天荒ですね』といわれた。それを思い出して自伝的小説の題名にしました」=東京都杉並区(撮影・西岡正)
あの人物、あの出来事を生き生きと語る高杉良さん。「編集者から『高杉さんの生き方は破天荒ですね』といわれた。それを思い出して自伝的小説の題名にしました」=東京都杉並区(撮影・西岡正)

■恐怖心より好奇心で疾走

 今年で作家生活45年になる高杉良さん(82)。作品数は80作を超え、総発行部数は単行本500万部、文庫1500万部と膨大だ。この経済小説の第一人者は今春、自伝的小説「破天荒」を出した。弱冠19歳で飛び込んだ業界紙「石油化学新聞」の記者が縦横無尽に活躍する物語は無類の面白さだ。時は1958(昭和33)年。「僕は恐怖心より好奇心が強いからね」。高度成長の時代、記者から作家へテークオフする軌跡が鮮やかに描かれる。

この記事は会員限定会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。

2021/10/7
 

天気(9月8日)

  • 33℃
  • ---℃
  • 40%

  • 33℃
  • ---℃
  • 50%

  • 34℃
  • ---℃
  • 20%

  • 34℃
  • ---℃
  • 40%

お知らせ