明日への航跡 同時代を語る

児童養護施設時代を振り返る高杉良さん。「めぐみ園のことは家族にもあまり話してこなかった。あのつらい経験を乗り越えたことが心の支えになっています」=東京都杉並区(撮影・西岡正)
■児童養護施設で知る優しさ
「めぐみ園がなければ私は作家になっていなかったかもしれない」。作家高杉良さん(82)が心の原点としているのは11歳のとき両親の不仲の末に預けられた児童養護施設での体験だ。戦後間もない1950(昭和25)年。戦災孤児たちと集団生活をし、いじめや暴力、差別、偏見にさらされる。
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