神戸新聞NEXT｜連載・特集｜明日への航跡同時代を語る｜美術家　榎忠さん（４）長田

明日への航跡　同時代を語る

美術家　榎忠さん（４）長田

兼正興業でスクラップされた金属に触れる榎忠さん。「ものすごい大切なことをここで感じさせてもらった」＝神戸市長田区東尻池町１（撮影・秋山亮太）

兼正興業でスクラップされた金属に触れる榎忠さん。「ものすごい大切なことをここで感じさせてもらった」＝神戸市長田区東尻池町１（撮影・秋山亮太）

■廃材から時代が見える

　神戸市長田区の金属加工工場で６３歳まで働いた榎忠（えのきちゅう）さん（７７）は、１９９５年末まで同区に住み「日常」や「生活」を大切に創作してきた。地元の職人らと触れ合い、素材を見つけ、唯一無二の作品を生んできた。

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2022/3/24

　

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