明日への航跡 同時代を語る

使い古された金属が集まる工場に立つ榎忠さん。数々の作品の着想を得てきた=神戸市長田区東尻池町1、兼正興業(撮影・秋山亮太)
■時間かけ自らも作品に
神戸の町工場で63歳まで勤めた美術家榎忠(えのきちゅう)さん(77)が作り出す金属のオブジェは、旋盤加工の技を生かし、でっかく重たく、おびただしい数で迫る。時に自らの肉体も作品と化す。そうして生まれた作品は、人間の悪や愚かさ、欺瞞(ぎまん)をあぶり出し、見る者に「人間らしく感じているか」と突きつける。驚きの表現で美術の枠を飛び越える「エノチュウさん」の歩みを聞き、これからを見渡したい。
この記事は会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。
-
モデル、タレント アンミカさん(4)ソウル留学
-
モデル、タレント アンミカさん(3)パリコレ
-
モデル、タレント アンミカさん(2)頑張り屋
-
モデル、タレント アンミカさん(1)いつも前向き
-
タレント 上沼恵美子さん(7)痛み感じても
-
タレント 上沼恵美子さん(6)夫
-
タレント 上沼恵美子さん(5)視聴率女王
-
タレント 上沼恵美子さん(4)結婚と出産
-
タレント 上沼恵美子さん(3)海原千里・万里
-
タレント 上沼恵美子さん(2)のど自慢
-
歌手 加藤登紀子さん(2)夫
-
歌手 加藤登紀子さん(1)土
-
文化人類学者、民俗学者 小松和彦さん(4)妖怪、世界へ
-
文化人類学者、民俗学者 小松和彦さん(3)「妖怪学」誕生
-
文化人類学者、民俗学者 小松和彦さん(2)異界への憧れ
-
作家 高杉良さん(1)破天荒
-
フィルムコミッショナー 田中まこさん(4)地元愛
-
フィルムコミッショナー 田中まこさん(3)阪神・淡路大震災
-
フィルムコミッショナー 田中まこさん(2)バイリンガル
-
フィルムコミッショナー 田中まこさん(1)コロナ禍