明日への航跡 同時代を語る

■時間かけ自らも作品に
神戸の町工場で63歳まで勤めた美術家榎忠(えのきちゅう)さん(77)が作り出す金属のオブジェは、旋盤加工の技を生かし、でっかく重たく、おびただしい数で迫る。時に自らの肉体も作品と化す。そうして生まれた作品は、人間の悪や愚かさ、欺瞞(ぎまん)をあぶり出し、見る者に「人間らしく感じているか」と突きつける。驚きの表現で美術の枠を飛び越える「エノチュウさん」の歩みを聞き、これからを見渡したい。
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