「ドッグランでお友だちが自分の飼い主に甘えているのを見てしまい、『この飼い主はぼくの!! 』ってしはじめた」
そんなコメントとともに投稿されたのは、イタリアン・グレイハウンドの「プット」くん(2歳・男の子)の写真です。飼い主であるパパの膝にしっかりとのしかかり、上目遣いで見つめるその姿は「パパは渡さない!」と言っているかのよう。シュッとしたスマートな外見からは想像できない甘えん坊ぶりが多くの人の心をつかみ、公開されるやいなや4.7万件超の“いいね”が集まりました。このあと、プットくんはどうなったのでしょうか。ママであるXユーザー・プットさん(@IGGY_PUTTO)にお話を伺いました。
■膝の上を占拠!? 驚きの行動に飼い主さんもびっくり
ーー当時の状況について教えてください。
「プットと私、夫の3名でドッグランに行ったところ、普段はあまり一緒にドッグランへ来ない夫がめずらしかったようです。いつも仲良くしているお友だちのわんちゃんがあいさつに来てくれました。それを見たプットはヤキモチを焼いたのか、夫の膝によじ登って『ぼくの!』と言わんばかりに横たわったんです」
ーーこれまでにも、やきもちをやくことはありましたか?
「プットは、飼い主に限らず、人間大好きなんです。ドッグランでは他の飼い主さんたちにも甘えて嬉しそうにしていました。これまではやきもちを焼くことはなかったです。家ではよく飼い主の膝上を占拠しています。たくさん愛情を注いで育ち、プットも満足している様子なので、普段はやきもちを焼くことはめったにありません」
ーーこの光景を見た感想をお聞かせください。
「あまり、やきもちを焼くタイプではないと思っていたので、とても驚きました。プットは、このときのお友だちの飼い主さんのことが大好きで、よく甘えているんです。自分のことを棚に上げてやきもちを焼いているのがおもしろかったですね。ただ、お友だちのわんちゃんには申し訳ない気持ちになりました」
ーーこのあと、どうなりましたか?
「ずっと膝から離れようとしなかったので、『遊んでおいで』と声をかけてみると、元気に遊びに行きました」
ーープットくんのふだんの様子を教えてください。
「甘えるときは膝によじ登ったり、頭をスリスリしてきたりーー両前足を人間の肩において顔をぺろぺろ舐めたりします。怒ることはほとんどありません。でも、たまに指示をしても、プットなりに理由があってやりたくないときは“おすわり”をして意思表示します」
プットくんのリアクションに癒やされた人は多く、コメント欄は温かな声であふれました。
「尊いですねぇ。イジらしい」
「なんてかわいいんでしょう」
「こんなかわいい光景ある?」
「え! 尊い。絆が、すごい!」
「穢れた心が癒えてしまった…」
「小さい子と同じような行動するんですね」
「こんなかわいい独占欲見たの初めてです」
(まいどなニュース特約・梨木 香奈)